バリアフリー 賃貸, 不動産/賃貸, 高齢者 賃貸

注目の高齢者向け専門住宅とは

近年注目されている、高齢者向け専門住宅をご存知ですか。実はこの言葉は、法的に定められたものではありません。高齢者に配慮した住まいであれば、「高齢者専門住宅」としてサービスを提供出来るのです。さらに注意しておきたいのは、いわゆる「老人ホーム」とは異なるという点でしょう。

「老人ホーム」の契約は利用権契約です。介護や生活支援サービスも含まれています。「高齢者専門住宅」の場合は、あくまで賃貸契約がメインです。居住の権利を確保し、生活支援サービスなどは切り離して考えられています。

有料老人ホームと比べると費用が手頃であるのは、生活面などのサービスが切り離されているからです。組み合わせて契約する方式の場合もあるので、入居の際は確認すべきポイントと言えます。高齢者向け専門住宅のメリットは、自由な生活を送ることが出来る点です。出来る限り自立した生活を送りたい方や、自宅での生活と変わらない日々を送りたい方に最適な住宅と言えます。

法的な定義が定められていないので、非常に自由な点は魅力ですが、入居前には必ず住み心地などを確認することが大切です。住居の広さや設備はもちろんですが、いざというときのサービスの有無や、家賃以外に発生する費用に関しては、契約の前に必ず質問すべきことと言えます。万が一認知症になった場合や介護が必要になったときには、別の施設に移動出来るのかどうかといったことも、確認が必要です。専門住宅とはいえ、しっかりと事前情報を調べる必要があります。

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